ACGモデルの作成の受託
上流工程から提供されるSimulinkで記述された仕様モデル、または、仕様書(自然言語で書かれた制御仕様書、ソフト仕様書、モデル仕様書)から実際のターゲットに組込むソースコードを自動生成する為のSimulinkモデル(ACGモデル)を作成します。作成したACGモデルの検証計画からモデル検証まで一貫して対応させていただきます。
また、浮動小数点モデルから固定小数点モデル、整数演算モデルの作成も承ります。
ソフト検証の受託
一般的にACGコード(ソフトウエア)の妥当性確認は、ACGツール自体が定められたプロセスに従って正しく作られていて正しく機能すること、および、B2Bテストによる検証の2重のアプローチによって担保されます。前者はACGツールのツールベンダーが責任を持ちますが、後者はACGツールを使うユーザが責任を持たなければなりません。正しく作られているACGツールであっても、ACGツールの各種設定など、人の手によるバグの混入の可能性があるからです。その為、ACGモデルと同等のソフトウエア(Cコード)が生成されているかB2Bテスト(MIL-SIL検証)によって確認します。
このようなBMD特有の検証プロセスを中心に、お客様の開発プロセスに従ったソフト検証の受託を承ります。
CソースコードからACGモデルを作成するリバースエンジニアリングの受託
既存の資産(Cソースコード、ソフトウエア仕様書等)から、実際のターゲットに組込むソースコードを自動生成する為のモデル(ACGモデル)の作成を実施させていただきます。
「CコードからリバースしてACGモデルを作成してみたが、逆に”可読性”が悪くなってしまった」、あるいは「”保守性”が悪くなってしまった」という経験はありませんか?それは、Simulinkの特徴を活かしてリバースしなかったからだと考えます。つまり、既存のCコードとリバースして作ったACGモデルから自動生成したコードの一致性のみに注目してリバースしてしまった事によります。当社では一致性を確保しつつ、リバースするそもそもの目的である可読性や保守性を向上させる為には?とったコンサルティング、あるいは実際のリバース作業(エンジニアリング)の受託をさせていただきます。
また、既にリバースしたACGモデルがある場合など、モデルのリファクタリングのエンジニアリングも承りますので、お気軽にお問合せください。
AUTOSAR準拠APLモデルの作成の受託
既存のACGモデルからAUTOSAR対応のモデル(AUTOSAR準拠APLモデル)を作成します。また、既存の資産(Cソースコード、ソフトウエア仕様書等)からAUTOSAR対応のモデルの作成も可能です。その際、AUTOSARの構造(SWC、ランナブル等)の見直しやAUTOSARメソドロジ(AUTOSARにおける開発手法、開発プロセス)などに関するコンサルも可能ですので、お気軽にご相談ください。
AUTOSAR BSW構築の受託
一般的にAUTOSAR対応のソフトウエア開発は、まず最初にシステム設計(ソフトウエア構成の設計・定義)をします。そして、そのシステム設計によって定義されたBSW仕様に従って実際にBSWを構築しますが、その際、様々なノウハウが必要です。
当社は、いままでのBSW構築の経験を活かして、この分野の開発のお手伝いをすることが可能です。
AUTOSARモデルのコンサル
既存の資産をAUTOSAR対応にする際のコンサルを承ります。
新たにAUTOSARを導入をする場合、既にAUTOSARは導入しているが1つのSWCになっている、あるいは、まとめてCDDに組み込んでいるので構造を見直したいといった場合など、AUTOSARに関するお悩み事、あるいはAUTOSAR導入による開発効率を最大化したいなどといった場合にコンサルをさせていただきます。
AUTOSARのARXMLファイルを使った管理・運用、AUTOSAR環境におけるシミュレーション(BSWの模擬環境を使ったシミュレーション)などの対応もせていただきます。

(APLのラウンドトリップ開発・BSW開発とそれらの結合)
その他、ソフト開発における改善の受託
各種モデルのリファクタリング、プロセス改善、各種ガイドラン対応(モデルガイドライン、コーディング規約等)、トレサビ構築などへの対応業務の受託も承ります。その 業務の目的 のところから伺って、最適な方法をご提案させていただきますので、お気軽にお問合せいただければと思います。